週休2日にはじまり、春の大型連休、年間15日もある国民の祝日、お盆休み、年末年始休暇、年度末有給消化、予算施行の遅延 ・・・
こちらは24時間365日の稼動体制でいるのに、「休まれる」ことで、その都度、仕事の流れや勢いが止められてしまう。
なにごとも皆一緒という日本人独自の感覚もあると思いますが、それにしても、と思います。
民主党は観光の振興を通じて地域経済の活性化や個人消費の拡大を図るため、秋に土曜日と日曜日も合わせた5連休を設ける方向で法改正の検討に入るようですが、これ以上、お金を使わすために一斉に休ませなくてもいいではないかと思います。
個人差はあるにせよ、ずっと現役で働き続けられる社会の実現こそ、日本人とっては幸せなことなのではないか。
現役のまま100歳で亡くなった新藤兼人監督は、独立プロであるがゆえに、映画制作資金に大変苦労する生活を過ごされたと思いますが、それでも誰もが「きっと幸せな人生だったのだろうな」と思う大往生だったのではないでしょうか。
対価の会心 (2009.4.22)