鎌倉時代から大正時代までの日本の名画約100点が、「対決」という形で展示されています。
その中で、会期最後の一週間だけ公開される俵屋宗達と尾形光琳の「風神雷神図屏風」。
日本絵画史上もっともポピュラーな作品が並べて展示されており、本家・宗達と本歌取りを狙った光琳との比較ができます。
その他、雪舟の「秋冬山水図」、永徳の「檜図屏風」、等伯の「松林図」、光悦の「舟橋蒔絵硯箱」、若冲の「仙人掌群鶏図」、蕭白の「群仙図屏風」、芦雪の「虎図」など、
超弩級な日本オールスター作品がまるでCDのベストアルバムのように展示されています。
何がホンモノか、ということを実感するためにも、多くの若い人に見てほしいと思いました。
酒よし (2008.6.15)