2008年08月23日

別次元のロボット

北京五輪でもっともインパクトがあった選手は、8冠達成の競泳のマイケル・フェルプスではなく、圧倒的世界新で陸上の短距離3冠を果たしたウサイン・ボルトでした。
別次元の速さに誰もが驚き、世界中の注目を集めました。

インテル社では、何百万個もの「catom」と呼ばれる微小なマイクロロボットによって、自在に形状を変えることができる素材の研究を進めているようです。
この素材を例えばノートブックPCに使うと、
「ポケットに入れるときは小さくなり、携帯電話として使用するときは受話器の形になり、インターネットや映画を見るときは、大きく薄くなってキーボードも現れる」ことが可能になるといいます。

また同社では、モノに触れる前に「感じる」ことができる感覚機能(非接触型電界検知機能)を持ったロボットや、「この散らかったものを片づけて」といった抽象的な命令を解釈できる自律型移動ロボットもすでに開発しているようです。

世界をアッといわせる別次元のロボットの登場こそ、人々が待ち望んでいる本当の「ロボット」の姿なのかもしれません。


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posted by カーサ at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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