2006年01月14日

ロボットでメシが食えるか

<つづき>
環境イベントの企画書をもって多くの企業に働きかけていた80年代終わり頃、協賛を断られる理由の大半は、「予算がない」というものでした。バブルの時代にも関わらず、です。
そしてもうひとつ良く言われたのが、「環境はお金になりませんから」というものでした。

90年代半ば頃、それはネットの業界で言われていました。「インターネットはお金にならない」。

そして今、耳にするのは「ロボットでは食えない」というものです。

これには2種類あって、ひとつはロボットが売れず、市場がなかなか立ち上がらないことからのロボットメーカー関係者からの声。もうひとつはロボットを取材したり、調査してきたメディアやコンサルタント関係者からの声。

ロボットは、ビジュアルとしてとても良いのでメディアも好んで取り上げ、いっとき話題となりますが、役立つロボットがほしいというユーザーのニーズを満たせないため、市場が立ち上がらず、事業として採算が合わない状態が続いています。
実際多くのロボット研究者が、人に役立つロボットの登場は2010〜20年頃とみており、ユーザーを満足させるレベルまでロボット技術が進むのはもう少し先の話ということになっています。
これはロボットの安全基準が国際的にまだ統一されていないことで、トヨタ自動車をはじめ大手メーカーがホームロボットに二の足を踏んでいることやロボットシステムを容易に作るミドルウェアが標準化されていないため、ベンチャー企業の参入が難しく、そのため市場に出るロボットの種類があまりにも少ないということも要因と思われます。

だから「ロボットでは食えない」ということになるわけですが、でも僕は「環境」や「インターネット」の歴史をこの眼で見てきました。
今、「環境やネットはお金にならない」と言う人はいないと思います。いわんやロボットおや、です。

トヨタ自動車は2010年にホームロボットの販売を発表しています。松下電器や東芝など家電大手も役立つロボットの開発と実証実験を進めています。ロボティック・ライフスタイルも定着していくはずです。

自らを元気づけるためにも、「ロボットでメシが食える時代」に、早くしたいものです。
21世紀は、ロボットと宇宙への時代なのですから。
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