2009年06月21日

飯の種では、たまらない

超高齢化が進み、介護分野の人材不足を補完する意味合いもあって、介護・福祉分野へのロボット技術の導入が言われ続けています。

経済産業省が2005年から2年間実施した「人間支援型ロボット実用化プロジェクト」をはじめ、今後もロボット技術が必要とされる分野として、介護・福祉ロボット開発に多額の予算(税金)が投じられる予定です。

そんな中、パラマウントベッドが移乗用具「リターン」を販売しました。

「リターン」は、ベッドから車いす、ベッドからトイレなどの移乗をサポートする用具(スウェーデンのRoMedic社製。重量約17kg。価格は約23万円)。ビデオはこちら

看護・介護者は、要介護者を中腰で支えたり、持ち上げることが多く、腰痛が問題視されています。
この「リターン」は、看護・介護者の腰痛予防にも役立つといいます。

介護・福祉用具はユーザーにとって使いやすく、簡便で、低価格が理想です。

介護ロボットは、介護現場に本当に必要なのか。
ロボット技術は本当にユーザーの側に立っているのか。
多額の税金で進められる介護ロボットの開発は、大企業や大学研究室などで働く研究者の単なる「飯の種」になっているだけではないのか。

現場の声を今一度謙虚に聞く姿勢が必要です。

「RI−MAN」へのドロップキック (2006.4.1)
自立支援をめぐる言葉(1) ( 2007.3.15)
自立支援をめぐる言葉(2) (2007.3.16)
自立支援をめぐる言葉(3) (2007.3.18)
自立支援ロボットに求められているもの (2007.7.25)
バリアフリー、Intimateな技術の活用 (2007.7.27)
ユーザー担当者の言葉(1) (2008.3.3)
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posted by カーサ at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット・リサーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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