表面がシリコン樹脂でつくられた可憐な少女の人形で、オリエント工業から一体50万〜60万円ほどで販売されています。
メイド喫茶が現れ始めた2年ほど前から、秋葉原でこの人形を使ったデリバリーサービスがはじまり、今は全国規模で広がっているようです。料金システムは、人間の場合と変わりません。
とはいえ、いくら可愛いく美しい肢体であれ、よくも人形を相手にそこまでと思いますが、別の見方をすれば、喋ることも、動くこともない人形でさえ、これほどの需要があるわけで、エロスロボットが誕生したら、相当なインパクトがあると思われます。
というのもラブドールの対象者が男性に限られているのに比べ、エロスロボットは男女、年齢を問わないと思うからです。
生身の人間同士の恋愛は、どうしても感情のぶつかり合いになりがちです。
男と女はいつもよい関係でいられるわけではありません。
その点、ロボットとなら、気使いも気兼ねもすることなく、従順でやさしく、いつも言うことを聞いてくれ、心から気持ちのよい、癒しの時を過ごすことができることでしょう。
ロボット普及の鍵はエロスにある、と思っている技術者はたくさんいると思いますが、正面きって風俗で儲けることはやはり難しいので、今後別ブランドでOEM供給するメーカーが出てくるかもしれません。
またエロスロボットの登場は、クールなジャパニーズカルチャーとして海外でも評判になり、エロスロボット目当ての観光客が大勢日本を訪れ、多くのお金を落としてくれるかもしれません。
映画「A.I」でジュード・ロウが演じた「ジゴロロボット」。
今、韓国のイケメン俳優に熱を上げている女性たちも、そんなエロティックなロボットに接したら、きっと一気にやられてしまう気がします。
ちなみに上述のラブドール。デリバリー先で盗難事件もあり、三面記事にもなりました。
溺れるほどの盲目愛にはくれぐれもご注意を。