2009年07月13日

レディース男子の面目躍如

分子生物学の福岡伸一氏によると、男とは、「生物の基本仕様としての女性を無理やり作りかえたもの」であり、生物学的には、「女のできそこない」なのだそうです。

先日のNHK「東京カワイイTV」で、「レディース男子」を取り上げていました。

レディース男子とは、女性用の服(レディース)を女装趣味としてではなく、ファッションアイテムとして積極的に着こなす男性のこと。

番組では、スキニージーンズやハイヒールで「レディース」に挑戦する男性が紹介されていましたが、とても面白い試みだと思いました。

髪型、スキンケア、ネイルに関心を持つ、いわゆる「メンズビューティー」の流れからも、今後レディース男子ブランドも十分成り立つのではと思いました。

もちろん、男が女物を着るわけですから、体型的には相当無理を強いられます。
しかし、女性だって、昔はコルセットで腰をぎゅうぎゅう縛り上げ、真冬でも胸元を露にしていたわけですから、「美」のためなら、どうということもないでしょう。

それにしても、「婚活」など女の元気さばかりが目立つ日本で、「草食系」だの「レディース男子」にスポットが当たるということは、女のできそこないである男のある意味面目躍如といったところなのかもしれません。

参考 できそこないの男たち (福岡伸一著 光文社新書)

ギャル・ロボ (2006.8.19)
女ごころと未来のロボット (2006.9.25)
Ladies そしてまたLadies (2007.3. 7)
中性的ダンディズム (2008.5.26)

posted by カーサ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック