2009年07月23日

日本の文化としての二足歩行ロボット

(つづき)
6月に発表された宇宙基本計画の中で、「二足歩行ロボットや高度なロボットによる無人探査を行い、その後、人とロボットの連携による本格的な探査への発展を目指す」という目標が盛り込まれました。

この提案を行ったのは、宇宙飛行士の毛利衛氏。

毛利氏は提案した理由として、有人・無人を合わせた日本独自の宇宙開発の推進やミッション(月面探査)を明確にすることで、ロボットの開発を進展させるなどを挙げていますが、おもしろいと思ったのは、毛利氏が二足歩行ロボットにこだわる理由。

それは、
「二足歩行ロボットは日本の文化」だから。

多額の予算を使う宇宙開発は、多くの国民の支持がなければ成り立ちません。
多くの国民から支持されることとはなにか。
それは、日本人自らの手で築き上げてきた「文化」に根ざしていること。

ロボットの場合、それは「二足歩行ロボットである」と。

お台場の実物大「ガンダム」の人気を見れば、確かにそうなのかなとも思います。


日本のロボットが自ずと目指す先 (2008.8.19)
posted by カーサ at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボティック・ミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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