2009年08月05日

『変』が訴えるもの

毎年夏休みに入ると、自宅前の公園で早朝ラジオ体操が行われます。
以前は子供たちが午前6時頃に集まり、そのざわめき声とそれなりに大きなラジオ体操の音に目を覚ましていたのですが、きっと苦情があったのでしょう、昨年あたりからラジオ体操の音量もぐっと小さくなり、子供たちも静かに集まって、早々に散会するようになりました。

愛知県東海市大田町の夏祭りで、イヤホンで音を聞きながらの「無音」盆踊りが行われました。
FM電波で曲を飛ばし、踊り手が携帯ラジオで受信しながら、「炭坑節」など4曲を踊ったそうです。

主催者によれば、無音盆踊りを「苦情を気にせずに踊りを楽しめるモデルケース」として実施。
今後は、FM電波を飛ばす機械を複合的に使って民踊と同時にポップスを流したり、踊り手を途中で入れ替えて見物人も楽しめるようにしたい意向のようです。

そして、この常識破りの「変」さについては、「踊り手が何百人にもなったとき、その『変』が訴えるものがある」と感じたといいます。

全国津々浦々で実施されている地元商工会議所と商店街主催の凡百のおざなり夏祭りを吹き飛ばす名物イベントに是非育ってほしいと思いました。

そのうち、「無音」ラジオ体操も登場するかな。

参考:J-CASTニュース(2009.8.3)


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posted by カーサ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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