2009年08月30日

白黒はっきりさせることのしっくりこない感

ずっと苦しんでいた便秘が一気に解消されて、やっとすっきりした気分だけど、なにか腑に落ちないというのが、今回の衆議院議員選挙結果の率直な感想です。

政権交代が実現したことは良かったと思いますが、小選挙区比例代表並立制という選挙制度について、あらためて考えさせられました。

この制度でもう何回か選挙を経るうちにもう少しこなれた感じになるのかもしれませんが、なにかしっくりこない感がつきまといます。

それは例えば、人型二足歩行ロボットか、そうではないロボット、いずれが実用的なのかを選ぶようなもので、本来ロボットには実用的ではないけど人を癒すロボットもあれば、災害の時だけ活躍するレスキューロボットもあるのに、それらの存在が無視されていくような感じ。

このロボットの例えは、相当強引で飛躍し過ぎですが、白か黒かだけではなく、第三者の多様な意見が反映される制度のほうが、日本人の国民性に合っているし、より健全な気がします。

いずれこの選挙制度の見直しがきっと行われることと思います。
そうでなければ、これからもそのときの「風」や「空気」や「雰囲気」で白黒だけが決まってしまう。
posted by カーサ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ポリティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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