官房長官を皮切りに、最後の行政刷新担当相まで、就任の抱負やこれからの決意などを自分の言葉で語ったおよそ2時間45分は、それぞれの閣僚の人柄がストレートに伝わり、とてもおもしろい記者会見でした。
それに引き換え、「各省庁の事務次官や長官による定例記者会見を行わないのは言論統制ではないか」と同じ質問を執拗に繰り返していたマスコミ記者たちの旧態然とした姿もまた印象的でした。
ロボットの記者発表会などでもときおり見かけますが、とんちんかんな質問を偉そうにするマスコミ記者こそ政権交代が必要でしょう。
ともあれ、鳩山首相をはじめ、川端文部科学大臣、国家戦略局・科学技術政策担当の管直人氏など理系の人が多いのもこの内閣の特徴であり、ロボット関係者にとってもまずは今後に期待したいところだと思います。
ロボットの便利な言葉と、新政権の動向。(2009.9.7)