成功するイベントの三種の神器といえば、「唯一」、「最大」、「初めて」。
多くの人が集まるイベントは、あまりごちゃごちゃ言うより、たいして内容はなくても単純な言葉がもっともパワーを発揮します。
10万人収容のスタジアムの屋根に太陽光パネルを設置し、水力・風力発電も活用することで、大会で発生する以上の二酸化炭素を削減する「カーボンマイナスオリンピック」を提唱した東京の五輪招致活動。
コンパクトで環境にも優しい、いわば「次世代型高付加価値オリンピック」を提唱したわけですが、結果は「南米初」のリオデジャネイロに決まりました。
イベントは、「お祭り」です。
小難しい「ハイテク環境の国のオリンピック」より、明るく情熱的な「サンバの国のオリンピック」のほうがやっぱり楽しそうです。
原初的なパワーの前では、説明しないとわからない高付加価値など、あまり意味をなさない。
理想のオリンピック (2006.7. 9)
新生東京オリンピック (2008.7.24)
2009年10月03日
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