2010年03月26日

「現場の声」に尾ひれがついて

地方に行くと、「東京に居ると芸能人をよく見かけるんでしょ」といわれることがあります。

確かに、飲食店や街中で芸能人を見かけることはありますが、だからといってなんとも思わない東京人は多いと思いますが、地方の、特に若い人にとっては、東京 = 大都会 = 華やか = 芸能人 という図式が成り立っているのかもしれません。

春休み、地方から遊びに来ている若い人たちも多い中で起こった原宿・竹下通りのデマ騒動。

「原宿なら芸能人が居てもおかしくない」という潜在的な思いこみに群衆心理が働き、それにケータイやメール、ツイッターによる「現場の声」に尾ひれがついて、パニック状態になったのかもしれません。

騒動に巻き込まれ、怪我をされた方は大変お気の毒でしたが、この騒動、今後、群衆心理やネット社会を論じる際に参考事例として繰り返し取り上げられそうです。
posted by カーサ at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック