そんな中、B級グルメの全国大会「B-1グランプリ」が開催され、過去最多の来場者数ということもあり、ニュースやワイドショーでも大きく取り上げられていました。
B-1グランプリの人気投票で上位にランクされれば知名度が上がり、食によるまちおこしにつながるとして、新しい郷土の味に取り組む地域が増えているといいます。
イベントの仕掛けとしては面白いし、実際、B級ご当地グルメを求めて客が大勢集まり、経済効果が出ている地方都市も多いようです。
お金はないけれど、わが町、わが商店街に一人でも多くの人に来てもらいたいと思っているほぼすべての市町村にとって、B級ご当地グルメは格好のまちおこしイベントとして、しばらくはブームが続くのでしょう。
ただ、この種の催し物は回を重ねるほど、食より銭勘定が先になり、話題作り、宣伝先行の珍奇で、過激な食べ物を指向しがち。
特段、B級グルメに関心のない身には、料理を作る人や参加する人が楽しければケチをつける筋合いのものではありませんが、
B級グルメで知名度が向上したことにより、却ってそこに住む人たちの鼻白む事態にならなければいいのですが。
とはいえ、国際会議さえ地域おこしイベントにしてしまうお国柄。
もう、なんでもありなのかなぁ。
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