東京六大学野球の優勝決定戦、全日本剣道選手権、ヤマザキ・ナビスコカップ決勝、そして、プロ野球日本シリーズ第四戦 ・・・
そのどれもが今年のスポーツを代表するような好試合でした。
ライブで「観れた」人は幸せです。
それにしても、試合を「見た」のはTV画面で。
本来は観客として「観る」のがベストですが、これだけの好試合を現場ですべて「観る」のは無理なので、今さらながらTVの便利さに感じ入ってしまいました。
ジャック・アタリは、21世紀のメディアは生き残りをかけて無料、参加型、超パーソナル化するため、スポーツや演劇などの「ライブ」の価値が上がると述べて(※)いますが、今日のような好試合をTVで「見」れば「見」るほど、そんな気がします。
※21世紀の歴史(ジャック・アタリ著/作品社)