2010年11月19日

制御ソフトの開発は、複数人で長編の推理小説を書くようなもの

(つづき)
先日行われた「次世代ロボットビジネスフォーラム」。

富士重工業の清掃ロボットの担当者のお話には、ロボットビジネスに関わる際のヒントがたくさんあります。
印象に残った言葉を中心にご紹介します。

『ソフトウェアを単に作っただけでは不十分で、「統合化」としっかりした「管理体制」が必要だ。
制御ソフトの開発は、複数人で長編の推理小説を書くようなもの思考の視覚化と統制が欠かせない

機械は設計と製造が別だが、ソフトウェアは設計と製造を同じ人間が行うことが多く、極めて属人的な作業になる。そのため、統制の下に目を光らせ、見張る必要がある。

当社では文書も図面の内の一つとして、すべて見える形にしており、2人の管理者が最低3回はチェックし、ソフトウェアのバグが出ないようにしている。
当然、若手からの反発はあるが、「管理職は恨まれてナンボ」と割り切り、当たり前のことを当たり前に行う高度な平凡性」を大切にしている』

そして、ロボットビジネスを成功させるポイントとして、
ユーザ担当者を味方にしてユーザとの共同開発(※)に持ち込むこと。清掃ロボットの実用化でこれまでいろいろな「賞」をいただいているが、当社単独での受賞は一度もない』

富士重工業の清掃ロボットは、サービスロボット分野の数少ない成功例ですが、ここにくるまでに15年の月日を要しています。
(つづく)

※エレベータ連動ビル清掃ロボットシステム及びオフィスエリア清掃ロボットシステムは、住友商事との共同開発。連結式搬送ロボットシステムはツムラとの共同開発。サービスエリア清掃ロボットシステムは、NEXCO中日本との共同開発。


戦士の顔 (2007.12.3.)

posted by カーサ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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