2010年11月26日

「冒険」という響き

先日行われた、四半世紀後の海中工学を問う講演会

海洋工学に関連する若手研究者(海洋生物、水中音響、海底資源開発など)が、それぞれの分野の現状とこれからの四半世紀の海中工学について発表しました。

発表時間が限られていたこともあってか、海底資源の定量的な情報取得、それを実現するための海底プラットホームやネットワークの構築など、浦先生の迫力ある過去25年を聞いた後では、未来の話とは思えないようなあまりにも現実的な話が多く、ちょっとがっかりしました。

宇宙と同様海洋も様々なことが現実化してしまった現代においては、夢よりも実現可能性を、また、尖閣諸島問題に代表される海底資源の調査・開発の優先度が上がっていることも影響しているのかもしれません。

そこで思い出したのが、フランスの建築家ジャック・ルジュリが発表している海洋軌道船「シーオービタ」。

ジョイスティックのような形をした高さ51メートルのこの「海の宇宙ステーション」は、海上部分で気象や海水、気温の変化などの調査を、水面下で海洋生物の蒐集などを行なう研究観測施設(乗組員16名)。海を漂い、二年かけて地球を一周します。

「シーオービター」の紹介ビデオが、またいい。
未知なる世界を目指す「冒険」という響きを感じさせる、心踊るもの。
さすが、ジュール・ヴェルヌやジャック=イヴ・クストー、ジャック・マイヨール、そして、映画「グラン・ブルー」を生んだお国柄です。

インタビュー 浦 環氏

その「リアル感」が若者をして実現可能な範囲での発想を余議なくさせている (2010.4.5)
posted by カーサ at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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