報告されたのは、平成18年度から22年度に実施された「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」(以下Aプロ)の7件と、
「基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクト」(平成20年度〜22年度)の1件。
報告内容自体に目新しいものはありませんでしたが、総額20億円以上の予算で進められたAプロは、2013年までを目途に実用化、商品化を目指していくことになります。
とはいえ、実際のところ、商品化のニオイを感じるモノもあれば、どうかなというモノもあり、
Aプロのプロジェクトリーダー・平井氏も述べていたように、肝心なのはそれらが実社会でちゃんと使われるモノになること。
それらが社会に受け入れられ、普及することで我々の生活がより豊かになり、幸せが実感できる、そのことが重要です。
「おわり」ではなく、「はじまり」。
このプロジェクトの真の成果を見守りたいと思います。
(つづく)
チャレンジングなミッション (2006.4.21)
ロボット適応分野の拡大、或いは市場失敗に備えて (2006.4.24)
理想のロボット (2006.4.28)
残された10年 (2006.6.12)
製造極限生活 (2006.8.8)
一日20時間、3年以上壊れないロボット (2006.8. 9)
どれも大事。でも市場ニーズがあるのは・・・ (2006.8.14)
「ロボティック・ライフスタイル」序曲 (2006.8.15)
後は「やるだけ」 (2006.8.16)
両輪で考える癖 (2007.4.2)
アカデミック・ロードマップ U (2007.9.2)
自動車業界頼み市場規模予測 (2007.9.5)
ロボットの点と面 (2008.9.29)
「モノづくりとしてのロボット」の片思い (2009.4.8)
人々がより豊かで幸せになれる社会生活のために (2011.1.7)