2011年08月08日

ネットが「カルチャーの中心」に踊り出る日

韓流ドラマやK-POPにまったく関心がない身でも、ここ数年のマスコミによる過剰な韓流報道や、レンタルビデオショップでの韓流ドラマの過剰在庫に、「なんで?」と、かなり違和感は覚えていました。

2ちゃんねるやツイッターなどの呼びかけで行われた昨日のお台場・フジテレビへの抗議デモ。

参加者には、中学生やカップル、子ども連れの母親など、「デモプロ」ではない普通の人も多く、デモの許可が警察から下りなかったことから、「散歩」と称して、フジテレビの周囲を1時間ほど練り歩いたようです。
その様子は「ニコニコ生放送」や「ユーストリーム」でも生中継され、10万人を超える視聴がありました。

“8月8日フジテレビの日”にはフジテレビを視聴しないことも呼びかけられており、また、提供スポンサー商品の不買運動も行われようとしています。

SNSなどのWeb経由で情報を発信、収集し、リアルな場所に短期間で大人数を集めた中東の「ジャスミン革命」日本版のような今回の動き。
(その対象が政府ではなく、巨大マスコミというところが、ポイント)

フジテレビをはじめ、昨日の「散歩」を大きく取り上げたTV局はないようですが、果たして本番の「21日」にはどうなるか。

あくまで、
警察はデモを許可しないのか。

いよいよ、
スポンサー商品の不買運動に発展するのか。

それでも、
フジテレビをはじめ他のTV局も、だんまり無視を決め込むのか。

2011年8月21日、
TV局が「地デジカ」などとカラ騒ぎを繰り拡げた末に、ネットが「カルチャーの中心」に踊り出た日として、記憶されることになるかもしれません。


参考:J-CASTニュース(2011.8.7)

歴史の転換真只中に(2011.2.1)
平成カウンターカルチャー (2010.1.10)
はやぶさの帰還の重み (2010.6.14)
現代の二.二六 (2010.11.5)
posted by カーサ at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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