2006年08月13日

クルマを売って、ロボットを買う

<つづき>
これからの日本の大きなテーマ、「少子高齢化」。
その解決策のひとつとしてロボットが期待されています。

特に高齢者の自立した生活を支援するための「察し」「気が利く」ロボットが求められています。

成果報告書ではその具体例として、
高いところにある棚の箱の上げ下ろし、天井の電灯の交換、重いゴミや新聞紙の外出し、電気器具の使い方説明など、
わざわざ人を呼び出すほどではないが、何らかの困難の伴う作業
をロボットができることをあげています。

つまり「気兼ねなく頼める」ロボット。

子供や他人になど迷惑をかけたくない、自立した老後を過ごしたい。
誰もが願うそんな生活ができるのであれば、100万円のロボットの出費など安いものでしょう。

クルマを売って、ロボットを買う。そんな高齢者も多くなるかもしれません。

そうでなければ、現在大半の人がロボット利用で考える※「現実価格」から、なかなか抜け出せないのではと思います。
<つづく>

※「生活の中でのロボット利用について」のアンケート結果によれば、半数以上の人が妥当として挙げている金額。
 ロボット購入、10万円〜20万円。
 レンタル利用、時間1000円。






posted by カーサ at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボティック・ミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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