2006年08月23日

壮大だけど、実に人間臭い話

国際天文学連合の総会で太陽系の惑星数は9なのか、12なのか、8なのかを巡り、紛糾しています。

第10番惑星「2003UB313」、小惑星「セレス(ケレス)」、冥王星の衛星「カロン」、そして1930年にアメリカの天文台により発見された「冥王星」。

特に冥王星については、月よりも小さく、公転軌道がかなりいびつなだ円形をしていることから、小惑星に分類すべきだという意見が以前からあったようです。

冥王星は惑星探査機が達していないただひとつの惑星。
NASAは今年冥王星への探査衛星を打ち上げています。
また、日本をはじめ国際宇宙ステーションの建設や、
月や太陽系惑星探査時代の本格到来を前にして、各国のさまざまな思惑が働いているのかもしれません。

ガリレオの時代じゃあるまいし、惑星の定義自体がこれまで決まってなかったことにも驚かされますが、
壮大な宇宙を舞台にした実に人間臭い話に、却って本格的な宇宙時代の到来を感じさせます。
惑星の定義 (8/25)
posted by カーサ at 16:35| Comment(1) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TB有難うございました。
何とかもっと夢のある解決をして欲しいですね。
Posted by ちゃっぷまん at 2006年08月23日 23:53
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