2011年09月30日

頭をよぎること

30年を超える団地やマンションでは、居住者の高齢化に伴い、自治会の有り方や自治会費の用途の見直しが行われるケースが多くなっています。

僕の住んでいるマンションでもこれまで業者にまかせていた清掃業務を削減したのに伴い、年数回、マンションの回りのゴミや落ち葉を集めたり、雑草の刈り込みを自治会で行っています。

今年は自治会役員ということもあり、春先から雑草の刈り込み作業に参加。
そんな折、
文部科学省から「埼玉県と千葉県の航空機モニタリングの測定結果」が発表されました。

これは、ヘリコプターを使って、地表面から1mの高さの空間線量率と地表面への放射性セシウムの沈着量を計り、マップ化したもの。
千葉県に関していえば、柏市など北部の地域が他の地域に比べて放射性セシウムに汚染されていることがわかります。

僕の住むあたりの汚染度はあまり高くないようですが、それでも落ち葉を拾ったり、雑草を刈ったりする作業は、あまり気持ちの良いものではありません。

環境省は、福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染や汚染がれきの処理にかかる国の負担が2011〜13年度までの3年間で少なくとも1兆数千億円に上るとの見込みを発表。
また、政府は緊急時避難準備区域の解除を決定した。

芝刈り作業後、汗をかいたのでシャワーを浴びましたが、「除染」という言葉が頭をよぎりました。


一通の転居ハガキ (2011.9.1)

posted by カーサ at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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