2006年09月17日

978日×3宇宙食

<つづき>
火星を往復するには通常978日、約2年8ヶ月かかるそうです。

地球、火星、金星の位置により、往復556日の飛行も可能なようですが、いずれにしろ長旅であることに変わりはありません。

火星探査という崇高なミッションがあるとはいえ、無機質な船内で毎日同じメンバーと暮らす生活は、大変なストレスになるだろうことは容易に想像できます。

楽しみである食事はどうなっているのでしょう。

現在、宇宙食は約250種類ほど。
宇宙飛行士たちはそれらを事前に試食して、味と栄養価の両面を考えて献立表を作り、それしたがって食事をとることになっているようです。

いろいろな国の料理も楽しめ、オーブンで温めることもできますが、
でも、そこは宇宙食。
地上と同じというわけにはいきません。

978日×3宇宙食。
火星に行くのはやっぱり大変です。

参考 : 宇宙生活への招待状 (中冨信夫著・TOTO出版)

posted by カーサ at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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