先日開催された、「国際福祉機器展」。
10月1日が「障害者自立支援法」の施行日ということもあり、利用者の自立を支援し、介護する人の負担を軽くする福祉用具、要介護者にならないための介護予防器具が数多く出品されていました。
介護が誰にとっても人ごとでない時代。
それでも福祉用具の市場規模は、1兆1千8百億円余り、2000年度からほとんど横ばいだそうです。※
「障害者自立支援法」により、補助具の利用者負担は1割に、また日常生活用具は市町村で対応できるようになり、あらたな市場の開拓が期待されています。
介護福祉は今後、清掃・警備と並びロボット化が期待されている分野。
「人に役立つロボット」の真価が問われる最前線でもあります。
しかし、世界一の癒し系ロボット「パロ」でさえ、介護保険の対象とならない実情をどう打破していくのか、じっくりと見守っていきたいと思います。
※日本福祉用具・生活支援用具協会調べ