2006年10月06日

月をみる

今年のSEATECで一際目立ったのは、大型のフルハイビジョン対応テレビ。
鮮やかな色彩をきめ細かく再現し、くっきりとした黒を際立たせる画像はとてもきれいです。

惑星探査機が撮影した太陽系の写真集「BEYOND」。
太陽、月、金星、水星、火星、小惑星、木星、土星、天王星、海王星の美しい姿を観ることができます。

特にお気に入りは、ボイジャーによる土星の写真。

精緻な工芸品のようなリングの美しさは、ただただ魅入るばかり。
間近で見ることができたならどれほど感動するかと思います。

2007年夏、日本初の月探査機「SELENE(セレーネ)」が打ち上げられます。

それは2007年最大のサイエンス・トピックになることでしょう。

というのもSELENEには、NHKのハイビジョンカメラが搭載され、月や宇宙の映像を生で観ることができるからです。

青い地球をバックに漆喰の闇に浮かぶ月の姿は、さぞかし美しいことでしょう。

宇宙への夢がふくらみます。

ちなみに写真集「BEYOND」に、冥王星の写真はありません。
資金難でボイジャーが到達できなかったというのが真相のようですが、冥王星が惑星から除外された今となっては、なんとも皮肉な話です。

参考コラム : 壮大だけど、実に人間くさい話 (8/23)
posted by カーサ at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボティック・ミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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