先日、果樹研究所が簡単に渋皮をむくことができるニホングリの開発に成功したと発表しました。
ニホングリは大きくておいしいのですが、渋皮をむくのに苦労するので、栗ごはんにはチュウゴクグリを使うことが多いようです。
研究所は高温の油で2分揚げるという簡単な方法を見つけ、交配を繰り返すことで今回の開発に成功。
渋皮がポロンと簡単にむけることから、「ぽろたん」と名づけられました。
電子レンジやオーブントースターで加熱するだけで、簡単に渋皮をむくことができ、甘みと香りも多いのが特徴だそうです。
出来てしまえば、なんでもっと早く開発されなかったのかと不思議に思う「ぽろたん」ですが、開発まで15年の歳月がかかっています。
そして「ぽろたん」が家庭の食卓にのぼるのは、早くても7〜8年後。
役に立つロボットの登場も長い目で見守っていきたいものです。