宇宙エレベーターを「地球と宇宙をつなぐ10万キロメートルのタワー」と位置づけ、すでにある技術の発展によって近い将来可能になるとしています。
東京スカイツリーの先は、果たしてどこまで行くのかを考えれば、究極的な高層建築物としての宇宙エレベーター建設は、自然な流れだと思います。
とはいえ、エレベーターを支えるケーブル(カーボンナノチューブ製)を、いかに強く、長く作るかの見通しさえたっていない現状ではありますが。
それでも、千里の道も一歩から。
宇宙エレベーター協会の大野さんから、昨年の「第3回宇宙エレベーター技術競技会」を記録した映像が届きました。(いいですよ!)
2009年に高度150mでスタートし、300m(2010年)、600m(2011年)と高くなり、そして、今年は高度1,200mに挑戦するとのこと。
東京スカイツリーを見上げ、その関心の高さを目の当たりするにつけ、「高みを極めたい」というのは人間の本性だと、つくづく思いますし、なにより、
「高いところをめざす」というのは、目標が明確で、わかりやすい。
40年もたてば、高度千里超(400万m超)も夢ではなくなっていることでしょう。
いただいたご意見につきましては、今後の検討の参考とさせていただきます (2009.5.31)
海のものとも山のものとも宙(そら)のものとも (2009.6.13)
宇宙エレベーター 公開実験
宇宙エレベーター協会 第3回ワークショップ