2012年05月15日

大地の如き舞踊

先日、「ローザンヌ国際バレエコンクール」※の決選の模様が放送されました。

優勝した菅井円加の舞踊。
ニュースでは知っていましたが、他の出場者の舞踏と比較すると、力が抜きん出ていることが、良くわかりました。

それは、これまでの、例えば「白鳥の湖」に代表される、優美でしなやかで、ガラスのような繊細なイメージとは異なり、
力強く、のびやかで、情感のこもった表現と、
大地からの沸き出たような、生命力に満ちあふれた演技。

なにより、観客の心をぐっと引き寄せ、是非Liveで観てみたい!と思わせる「個」の力を感じさせます。

「次世代のバレリーナ」とTV解説で評していましたが、まったく同感です。
これからどんな成長をするか、とても楽しみです。


※15〜18歳だけが参加できる若手の登竜門として知られ、クラシック・バリエーションとコンテンポラリー・バリエーションの2つの課題で競う。
2011年は予選(映像審査)に30カ国226人が応募。本選には19カ国・79人が参加し、決選に21人が進出。日本の高校2年生・菅井円加がスカラシップ賞(最高賞)とコンテンポラリー賞を受賞した。
posted by カーサ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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