2006年11月28日

中野先生の言葉

6年振りに携帯電話を換えました。

これまで使っていた携帯電話に愛着があったのと、特に不便を感じなかったことが買い替えをしなかった理由ですが、GPS、ラジオ、動画、添付ファイル閲覧、フルブラウザ、おサイフケータイなど、さすがに6年間の進展ぶりはすさまじく、新機種はまったく「べつもの」、魔法猫のようです。

とはいえ、これほどの機能をどれだけ使いこなせるかといえば、あまり自信がありません。

以前、取材させていただいた千葉工大の中野栄二先生の言葉をあらためて思い出します。

「生まれた子供が、いきなり目にするのは母親が操作する超ハイテク機器の携帯電話である。
ハイテク機器に囲まれて育った若者たちは、これからなにをやっていくかを考えたとき、『自分のできることなどまだあるのか、もうなにもないのではないか』と、ある種の絶望感にかられる。
ハイテク機器に取り囲まれて育つと、モノの仕組みを見てやろう、技術を極めてやろうという感覚は起こらないだろうし、育つ環境でもない。
いまの子供たちはある意味で大変な時代に生きている」
<つづく>

参考コラム : 子供を大人に、大人を真摯に (6/21)
posted by カーサ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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