ロボティック・ドラマ 第1幕 「Sex Bargain Robot」を上映します。
2010年4月に、横浜で上演した際に記録用に撮影しておいたビデオ映像を、今回上映するにあたって再編集し、音楽も入れ替えて、英語の字幕をつけました。
上演時に実機のロボットの動作や移動に時間がかかった部分を短縮した以外は、そのままの内容ですが、だいぶ印象が違うと思うかもしれません。
英語の字幕をつける作業は、アメリカ在住の友達に協力してもらったのですが、思った以上に時間と労力がかかってしまいました。
その理由として、
もともと映画用として書いたシナリオを、演劇用の台本に書き直したため、セリフがだいぶ長くなったこと。
夫婦の言い争いの場面では、役者のやりとりがどんどんテンポアップしてしまい、字幕が追い付かない部分があったこと。
コメディの雰囲気を出す微妙な言葉のニュアンス、言い回しが難しかったこと。
それらを、1秒12文字以内(スペースは数えず、大文字は2文字と数える)、1行40文字以内でひと画面2行まで、という字幕の基本ルールに乗っ取っておこなったので、なかなか苦労したのですが、上演時に撮ったビデオカメラの音声をそのまま使っているのと、当日は風が強く、時折風切り音が録音されていたため、一部聞きづらいセリフがあるのですが、字幕があることでその分、内容を理解するのには役だったかなと思っています。
(つづく)
「ロボティック・ドラマ」を横浜で上演します(2010.4.2)