2007年01月11日

ロボティック・ライフスタイル2006 大賞

ロボットと暮らす上質で新しい生活 = ロボティック・ライフスタイルを実現するためのWebサイト「ロボカーサ・ドットコム」で2006年に紹介された6カテゴリー17アイテムの中から、「ロボティック・ライフスタイル2006 大賞及び入賞」商品を発表します。

<選考概要>

ロボティック・ライフスタイルにおける「ロボット」とは、既成のイメージにとらわれることなく、人間の要求に応じて作動、又は人間の行動を自動的に支援する商品のことをさします。

住宅や車をはじめ、今後あらゆる生活空間がロボット化に向かい、またネットワークでつながっていくことを踏まえて、
ロボット個々の特性に留まるのではなく、ロボットとの暮らしを通して、どんな新しい生活が始まるのか、
ユーザーがより豊かで幸せになれる商品(基本的にB to C)を選びました。

<選考基準>

・ユーザー満足度
・上質なつくり、質感
・創造性
・新しいライフスタイルへの貢献度
・生活役立ち度
・すぐれたデザイン
・使いやすさ
・市場インパクト
・サポート体制の充実
・適正価格

上記10項目をポイント化し、総合得点の高い上位7アイテムを選出。

<大賞> 

LS460 (レクサス) (ロボティック・カー内に解説)

上質なつくりであることはもちろん、先進技術の塊でありながら、それが決して目立つことなく日本人らしい「おもてなしの心」という感性を通してクルマとの豊かな「時間」の共有を目指した2006年のロボティック・ライフスタイルを代表するにふさわしい商品。
高価なだけに誰もが買えるというクルマではないが、LS460で使用された先進技術は今後多くのクルマに搭載されていくだろう。

<入賞>

エアコンサイクルドラム (東芝) (ロボティック・カーサ内に解説)

「洗濯・乾燥作業をしない時には、除湿・冷房」という新しい付加価値(クール・プラス)をつけたドラム式洗濯乾燥機。
アメニティルーム(洗面所、脱衣所)で化粧や髪の手入れをする女性の関心をひき、ヒットした。

MI・RAI-RT (スピーシーズ) (ロボット・ソフトウェア内に解説)

ロボット機器の性能の良し悪しではなく、コンテンツとその動きの面白さを楽しむという新しいコンセプトのロボット。
なにより、「楽しい」ことを目指す姿勢が、潔いと思う。

カーウイングス (日産自動車) (ロボティック・カー内に解説)

クルマを介して得られるあらゆる情報を全部取り組むという強い意気込みを感じる商品。車内だけでなく、PCのある自宅や携帯電話を持つ街中をも繋ぐ、「完全シームレスレスな情報の共有」を目指している。ユビキタス社会のわかりやすいカタチだと思う。  

iSeePet360 (AOSテクノロジーズ) (ロボティック・カーサ内に解説)

NTTドコモの「AVユニット」を組み込んだこのiSeePet360は、携帯電話を通じてペットの様子を見たり、話しかけたりすることに加え、遠隔から「餌」を与えることができるなど「留守のとき実際に役立つ」商品。
オーナーとペットとの一層のコミュニケーションが計られるだろう。

快眠プログラムマット (松下電器産業) (ロボティック・カーサ内に解説)

プログラムに合わせてエアーバックが膨張と収縮を繰り返し、寝付きから目覚めまで、快適な眠りをサポートするというもの。
どんなベッドにも搭載可能で、照明や音響を合わせることで睡眠環境の質をより良くするトータルな「快眠システム」も用意されている。

FINE PIX25fd (富士フイルム) (ロボティック・カー内に解説)

ロボットで使われる画像認識技術を誰にでもわかりやすいカタチで示した商品。
特に、蛯ちゃんのようにキレイに写りたいと思う若い女性たちが即反応する「顔キレイ ナビ」というネーミングは、秀逸だと思う。

<総評>

●ロボティック・カー
LS460やトヨタ・エスティマに代表される、クルマの新しい先進技術=インテリジェンスがさまざまなクルマに搭載された。
先進技術は安全面を中心にカーナビにも及び、日産・カーウイングスのように情報をシームレスに繋ぐ商品も登場。
クルマのインテリジェンス化は環境技術と共に今後ますます加速していくだろう。

●ロボティック・カーサ
情報家電は東芝・エアコンサイクルドラムに代表される高付加価値商品へのユーザーニーズが一層強まると共に、三菱電機の霧ヶ峰やAOSテクノロジーズ・iSeePet360のような携帯電話を使って遠隔から操作できる機種が数多く登場した。
そして富士フイルム・FINEPIXや日立ビルシステム・ヘリオスウォッチャーのように画像認識や音声認識など本来ロボットの技術として発展したものを取り入れた大小さまざまな商品が登場した。

●ロボット・ハードウェア/ソフトウェア
いわゆるロボットは自動走行による清掃、警備などの業務用ロボットが脚光をあびた反面、一般向けロボットはエンターテイメント商品が中心であり、スピーシーズのMI・RAI-RTなど一部を除き、残念ながらロボカーサ・ドットコムで取り上げた商品は少なかった。

ロボットは今後もBtoBを中心に新製品が登場する傾向にある。
ちなみに、BtoBが中心なためロボカーサ・ドットコムでは取り上げていないが、日本SGIの「RoomRender(ルームレンダー)」は、人間の音声や感情に合わせて快適空間を実現するという空間ロボット。今後注目したい商品だ。

参考コラム : ロボティック・ライフスタイル2005 大賞
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