イタリア北部のベローナ近郊で、抱き合ったままの姿勢で埋葬された2体の遺骨が発見されました。
共に見つかった矢じりやナイフなどから、5〜6000年前の新石器時代の若い男女と見られています。
なぜ、抱き合ったままで埋葬されたのか。真相は謎ですが、
例えどんなに愛しあっていた男女だとしても、通常、埋葬は別々にされるのでしょうから、2人の間になにか余ほどの理由があったのかもしれません。
この2つの遺体は近い将来、「永遠に愛する男と女」として、多くの観光客を呼び寄せ、きっと日本でも公開されることでしょう。
そして、その「永遠に愛する男と女」を前に、人々は様々な「愛」について想いを巡らすはずです。
「永遠の愛」など、本当にありえるのか。死んでも2人の「愛」は永劫続くのか。
でもやっぱり、「永遠」と「愛」はイコールと、そう思いたいですね。