神戸・淡路、福岡、新潟、そして能登。被災地で起きている同じような映像が今回もまた流れています。
神戸・淡路の震災時に比べれば、政府の対応も災害派遣の動きも格段に向上していると思います。また損壊したライフラインの復旧対応も進んでいるように思われます。
でも、TV映像で見る限り、情報収集ロボットが空中から活動しているとか、ロボットレスキュー隊がすばやく現地に到着したという情報は、ありません。
2002年に発足し、これまで国からの様々なプロジェクト予算を獲得し、レスキューロボットを「研究」している特定非営利法人国際レスキューシステム研究機構のホームページにも、何ら情報はありません。(3月26日午前7時現在)
ロボットが客寄せパンダではなく、現場で実際に役立つまで、あとどれくらいの数の震災を経験しなければならないのか。
そして今回もまた「要素技術の研究」ということで終わるのか。