2007年06月11日

「アフリカ」と洞爺湖サミット饅頭

週末、BBCのニュースを見ていたら「アフリカ」を正面から取り上げていました。

「アフリカ」に代表される途上国の貧困問題は、前回のグレンイーグルス・サミットで支援が合意され、今回のハイリゲンダム・サミットでも主要課題になっていたにもかかわらず、ほとんど進展がなかったため、
U2のボノやボブ・ゲルドフが激しい怒りを番組で述べていました。

来年、日本で開催されるG8サミットには、関西圏、横浜・新潟、四国が開催の名乗りを上げていましたが、結局、環境や治安重視などから北海道洞爺湖に決まった経緯があります。

そしてその後、いかにも日本らしいサミット閣僚会議の開催地選定がなされました。

外相会議・京都、財務省会議・大阪、労相会議・新潟、環境相会議・神戸、そしてアフリカ開発会議・横浜。

サミット立候補都市の「熱意」に答え、地域の経済活性化をも考えた見事なバランス感覚ともとれるし、想定内の出来レースのようでもあります。

サミットは8年に一度、必ず回ってきます。

開催都市を割り振り、確実に期待できる地域経済効果。
まさに国体のノリですね。

洞爺湖サミット饅頭が販売される日本で、ボノがどんな発言をするか、気がかりです。

参考: 千葉県に住む不思議ないきもの (07.1.18)
posted by カーサ at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ポリティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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