2007年06月28日

必要なのは、宇宙日本酒

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士へ供給するための「宇宙日本食」を認証しました。

白飯、赤飯、マヨネーズ、ラーメン、サバの味噌煮、羊羹、黒飴、わかめスープ ・・・
提供するのは、日本の代表的な食品メーカー。

一方、米航空宇宙局(NASA)は2010年に完成予定のISSの施設を民間企業や米国の他省庁に開放する方針を明らかにしました。

米国が宇宙開発の方針を月や火星への有人飛行へと転換したためのようで、日本の実験棟「きぼう」の使用権を半分もつ米国が、資金獲得のために「きぼう」を外部に開放することも考えられます。

「きぼう」の建設自体、米国の都合でこれまでもさんざん延期され、数年も待たされた経緯があり、ようやく建設スケジュールが見えてきて、来年には実験もスタートできると思ったこの時期に、またかという感じですね。

JAXAの担当者はどのように感じているのでしょうか。

NASAのご都合主義に翻弄されるISSで今一番必要なのは食べものなどではなく、
酔わずにはいられない、「宇宙日本酒」のほうでしょう。

参考: 読売新聞(6月27日)

posted by カーサ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(1) | ロボティック・ミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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