2007年07月31日

神の沈黙

癒しや涙、そして大げさに絶叫する映画を観る度、ムショウに観たくなる類いの映画があります。

それは、レネやゴダール、タルコフスキー、そしてイングマール・ベルイマンなどの作品。

「野いちご」、「第七の封印」、「処女の泉」などで有名なベルイマン映画は、宗教と人間をテーマとした、いわゆる「形而上的」な作品が多く、決して生易しい内容ではありませんが、その透徹とした人間描写は、「畏怖」という言葉が自然と思い浮かぶほど、観る者の気持ちをシャンとさせます。
「冬の光」、「沈黙」、「叫びとささやき」 ・・・

そんなベルイマン監督が亡くなりました
またひとり、美しい大人の映画を撮れる監督が居なくなってしまいましたね。

参考 :
0対35(06.9.10)
硫黄島の彼方 (07.1.14)
posted by カーサ at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シネマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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