夏の全国高校野球の決勝戦。
八回裏一死満塁。カウント1−3からの5球目は、ボールとなり、押し出し。その後、逆転満塁本塁打が飛び出します。
優勝と準優勝の差は、たった一球で決まったといえます。
今年のウインブルドンテニスでは、センターコートでの試合に限り、判定に異議を唱えられる「インスタントリプレイシステム」(チャレンジシステム)が採用されました。
審判の判定に疑問がある場合に選手が「チャレンジ」と宣言すると、10台のビデオカメラで撮影された映像を基にしたCG(自動ライン判定システム「ホークアイ」)のスロービデオが流れ、誤審であれば判定が覆えるというもの。
審判が正しかった場合はその選手はチャレンジする権利を1回失います。権利は1セット3回(他のグランドスラムでは2回)まで。
ビデオによる判定は、競馬、相撲、アメリカンフットボールなどで取り入れられ、最近ではサッカーでも採用する動きがあります。
勝負にこだわるプロスポーツなら、今後も最新テクノロジー(ビデオやICチップ、ロボットアイなど)を駆使した判定システムが採用されていくでしょう。
高校野球の場合は、勝敗より、教育的側面が大きいので判定に最新テクノロジーが導入される可能性は少ないと思いますが、地区大会から全てノックアウト方式のトーナメントで戦われるため、これまでも微妙な判定で涙を飲んだ球児が大勢いました。
若者の将来を大きく変えてしまう「一球」とならないためにも、
せめて、地区大会、全国大会の決勝では、微妙な判定には「チャレンジ」を唱えることができる、判定再考システムがあればと思いました。
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2007年08月23日
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