2007年10月12日

みつびし印のない大型科学技術プロジェクトは、ない

横浜でセミナーに参加した際、三菱みなとみらい技術館に立ち寄りました。

入り口でWAKAMARUがお出迎え。
館内は交通、海洋、宇宙、環境、エネルギー、技術探検について、実機・模型、パネルなどで分かりやすく紹介されています。

改めて日本の大型科学技術プロジェクトの多くに三菱重工が関わっているということがわかります。

館内の3Dシアターで、『進め!ナノテク医療隊:Dr.ミライ&ロボ!』を観ました。

物語は未来の病院を舞台に、研修医ミライがチームメイトの医療ロボット・ハマーと力を合わせて、実習用ロボットのがん治療に奮闘するというストーリー。

10分ほどの作品ですが、エンターテイメント作品として、非常によく出来ており、お勧めです。

ちなみに作品に登場する放射線治療は、ホウ素中性子補捉療法※というもので、三菱重工は高い精度でがん患部に放射線を照射できる装置の開発に取り組んでいるのだそうです。

モニターや展示物に「調整中」の張り紙が目立つことと、コンパニオンのおねえさんが、あまり愛想がないのが気にはなりましたが、日本科学未来館よりコンパクトな分、日本の科学技術を端的に理解できる気がします。

やがて、月周回衛星「かぐや」や、新しいジェット旅客機「MRJ」も紹介される日がくるでしょう。


※ホウ素中性子補捉療法は、あらかじめホウ素化合物を患者に投与しておき、がん細胞に取り込まれたホウ素と外部から照射された熱中性子線とで起こる核反応により生じる粒子線により、がん細胞のみを選択的に退治する治療法。
現在は研究用原子炉からしかこの熱中性子線を得ることができないため、加速器による熱中性子線照射が研究されており、将来的には病院での治療が期待されている。
(三菱重工ニュースリリースより)
posted by カーサ at 12:08| Comment(0) | TrackBack(1) | ロボティック・ミッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

月周回衛星「かぐや」の今 3
Excerpt: 現在の「かぐや」 10月12日二つ目の子衛星「VRAD衛星」(月の重力場を観測)
Weblog: ザッキ
Tracked: 2007-10-14 18:42
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。