2007年10月22日

小松左京氏は語った「SFとは希望である」

昨夜を放送されたETV特集「21世紀を夢見た日々」。

19世紀に誕生したジュ-ル・ベルヌ、H・G・ウェルズの作品から、1962年のSF作家クラブの発足、エイトマン、スーパージェッター、ウルトラQなどのアニメや大阪万博でのSF作家の活躍、宇宙戦艦ヤマト、ヱヴァンゲリオンを経て、ジャパニーズ・サブカルチャーの世界的な拡がりまで、50年にわたる日本のSFの歴史を、当事者や現代の作家へのインタビュー、記録映像などを通して、コンパクトにわかりやすく紹介していました。

TVの創成期、万博開催、アポロ11号の月面着陸などの時代背景の中、星新一、小松左京、筒井康隆、手塚治虫などが文学の枠を超え多方面で活躍。そこには科学技術への信頼と希望が素直に語られており、熱いエネルギーに満ちていました。

番組で紹介されていた、怪獣を詳細に解剖する「怪獣大図鑑」は、今見てもすばらしい出来で、また個人的にもとても懐かしいものでした。

その後、ヘドロや大気汚染など科学技術の負の面が社会問題になると、SF作家たちの関心も明るい未来予測から予防に移っていき、「日本沈没」などの警鐘的作品が登場します。

日本のSF・50年を見て育った子供たちが今、日本のロボットに関わっています。
「SFとは希望である」という小松左京氏の言葉が、これからの50年にそのまま引き継がれる未来であると信じたいと思います。

参考
最難問 人のin+novare (06.11.26)
イノベーション25 中間とりまとめを、読む (07.3.1)
それでもボクはやってやる (07.3.5)
恐るべき子供たちに見放された日本の進むべき道 (07.7.2)
posted by カーサ at 09:54| Comment(0) | TrackBack(1) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」
Excerpt: NHK教育系で放映しているETV特集を視た。 現代SFの牽引者である星新一氏、小松左京・豊田有恒・石川喬司氏や筒井康隆氏などの昔のお話が見れたのは中々よかった。 50年という括りでは取り上げよ..
Weblog: Masa'S Weblog
Tracked: 2007-10-22 18:59
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