2007年10月27日

プロトタイプ率95%の行方

東京モーターショーと大ロボット博がほぼ同時期に開催されています。

エンターテイメント性や目新しさから、マスコミはコンセプトカーやプロトタイプロボットを大きく取り上げ、「夢を見たい」人々もそれらに注目します。

東京モーターショーの出品車数は、約540台。
そのうちコンセプトカーは5%程度。
つまり、出品車の95%は売っている(もしくは販売予定)クルマ

大ロボット博の出品ロボット数は、約100台。
そのうち市販されているロボットは5%程度。
つまり、出品ロボットの95%は売られていない(もしくは販売予定のない)ロボット

今後、クルマのロボット化が進んでも出品車の95%が販売車という数値に変わりはないでしょう。

問題は、ロボットのプロトタイプ率95%という数値。
この数値が下がらなければ、市場形成も「夢」のままです。
(つづく)




posted by カーサ at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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