光岡自動車の「オロチ」が市販されると発表されました。
コンセプトモデルが発表されてからだいぶたって、ようやく販売にこぎつけました。
今どきのデザインではないので個人的にはどうなのかなとも思いますが、似たようなカタチの車が多くなってきた中で異彩を放っています。
また、日産自動車からは「GT-R」が発表されました。
社長自ら「日産のもてる技術と技能を極限まで引き出し、結集させた21世紀のマルチ・パフォーマンス・スーパーカー」と紹介していますが、石油価格が高騰し、これだけ環境対策が叫ばれている中、時代に逆境するハイパワー&ハイスペックを売りにしており、この車も個人的にはどうなのかなと思いますが、
両者に共通するのは、俺たちはこういう車を作りたいんだという作り手の「情熱」と、ユーザーと共に車を育んできたという「ストーリー」を前面に押し出していること。
環境、デザイン、低価格、ロボット化が当たり前になってきているクルマ業界にあって、「情熱」と「ストーリー」は、他車との差別化としての付加価値のひとつにはなりそうです。
(つづく)