やはりロボットは動いてナンボ。 静展示は辛いものがあります。
ASIMOのショーは、やるからにはちゃんとしたものを出すというホンダの社としての強い意志が感じられ、毎回楽しいショーになっています。
今回の大ロボット博でのショーも、ASIMOがいる家族の近未来のライフスタイルを実演と映像を使ってわかりやすく紹介したもので、
ASIMOがボールを蹴ったり、走ったりするたびに、観客から歓声や拍手が沸き起こります。
もちろんASIMOが実際の家庭に入るまでにはまだまだ長い道のりがあり、そう簡単にはいかなことは、皆わかっています。
それでもいつの間にかASIMOに感情移入し、ASIMOの成長をあたたかく見守っています。
観客は未来のストーリーをASIMOに感じているのです。
ホンダはこのショーを約100日間の実証実験としてとらえ、万全の態勢で臨むとしています。
ちなみに、今回の東京モーターショーでホンダが出品した「PUYO」は、やわらかい素材のシリコンボディでできていて、そのうちASIMOにも使われるかもしれませんね。
(つづく)
参考
ワールドカップ5大会分のストーリー (06.5.15)
仏神レプリカント (06.10.25)
ロボットイベントに想う (06.12.4)
ホンダもソニーもなく (06.12.15)