2007年12月31日

年末聖橋慕情

JR御茶ノ水駅東端、神田川に架かる聖橋(ひじりばし)。

湯島聖堂(孔子廟・昌平板学問所)と東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)を結ぶ事から「聖橋」と命名されています。

湯島聖堂の先に東京でもっとも古い神社のひとつ、神田明神があります。

それほど広くない境内には、イルカやタイやトビウオに守られた恵比寿像や架空の人物「銭形平次」の碑、そして獅子山や小唄塚などが、なんの脈絡もなく雑多に配置され、缶入り飲料の自動販売機が他の碑や像より目立つ場所に堂々と置かれていたりします。

また商売繁盛、縁結び、IT情報安全お守りなどが販売されている神札授与所の脇では、電動獅子舞によるおみくじもあり、クレーンゲーム感覚で明日の運勢も占えます。

そんな「なんでもあり」の俗っぽい神田明神ですが、それゆえに大晦日に行われる一年の罪穢れを形代(かたしろ)に託して祓い、新年に向けて無病息災を祈念する「師走大祓」(しわすおおはらへ)は、妙に説得力があるように感じます。

新しい年がロボットに関わる全ての人にとって、良い年となりますように。

参考 : 幸せな年に (2006.12.31)


posted by カーサ at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック