Tataからの正式発表はまだありませんが、英国BBCが伝えています。
この空気動力自動車はフランスのベンチャー企業MDIエンタープライゼズが開発した「OneCATs(ワンキャット)」。
この「OneCATs」は、車体に設置されたタンクに圧搾空気を満たして動力にし、短い距離の都市部では圧搾空気を使い、長距離走行時にはガソリンを使うハイブリッド車のようです。
車体はグラスファイバー製でとても軽く(350kg)、空気動力でも時速50kmは出るようで、しかも燃費はリッター50km。
インドでは来年、50万円強という低価格で販売されるようです。
とはいえ、本当に市販化されるのか、軽量化の安全面は大丈夫なのかなど、「OneCATs」がすぐに日本で販売されるとは思えませんが、電気よりさらに環境負荷の少ない「空気」を動力源に使うクルマの登場は、日本の自動車メーカーに大きな影響を与えるかもしれません。
参考
The People’s Car (2008.1.11)
マス出る国 (2008.1.13)
移動する家電 (2008.1.15)