日本が1対0でリードした後半30分過ぎから、中国選手によるラフプレーが目立つようになりました。
日本選手が転がり、体を痛めるシーンをこれほど多く観た試合は久しぶりです。
執拗なラフプレーに関わらず、それでも日本の選手たちは冷静でした。
事前に予想していたことでもあり、選手全員に挑発を受けても決してそれに乗らないよう指示が徹底していたのだと思います。
サッカーに限らず、相手が感情的になった場合の最も有効なケンカの仕方は、「相手の土俵で戦わない」ということ。
相手の攻撃を自分の土俵で冷静に受け止め、決して挑発にはのらない。
相手を実力で黙らせる。
20日の中国戦は次の言葉を、思い出させてくれます。
「サッカーには人生のすべてがある」