2008年02月24日

アメリカ人はそんなときいつも気の利いたことを言う

一瞬で自分の世界に聴衆を引き込む大統領候補者の演説、短い時間の中で感情豊かにスピーチするアカデミー賞授賞者など、アメリカ人の気の効いたコメントにはいつも感心させられます。

時間制約の中で、記憶に残るスピーチをするコツについて、専門家のアドバイスが載っていました。
※(一部略)

1.心の準備をする

言いたいことをあらかじめ3つにまとめておいて、スピーチの瞬間がきたら、即興を交えて話す。
なにを言いたいのか、どんなメッセージを発信したいのか、前もって理解しておく。

2.簡潔にする

これまで世話になったすべての人物の名前を列挙するのは不可能。「これまでの人生で出会ったすべての人に感謝する」がお薦め。

3.ジョークは控える

ただし、自虐的なジョークならOK。
面白くなくても、好印象を与えることができ、自分を下げてみせることで、観客を味方につけることができる。

4.パーソナルにする

受賞スピーチにおいてもっとも大事な要素は、パーソナルで正直な気持ちを述べること
素晴らしいスピーチは、それまで知られていなかった一面を見せることができ、また参集した人々にこの場にいる意味を思い起こさせる。

会社の朝礼で「1分スピーチ」をしなければならないときにも、役立ちそうですね。

※「アカデミー賞授賞式に学ぶ、記憶に残るスピーチをするコツ」(VARIETY 2/20)

参考 :
オシム・コミュニケーション (2006.2.22)
オシム・モチベーション (2006.2.23)
硫黄島の彼方 (2007.1.14)
アカデミー賞を活用したキャンペーン (2007.2.26)
男がギムレットを飲みたいとき (2007.4.5)
posted by カーサ at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | エトセトラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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