2008年03月13日

とてもクラブで一杯飲もうという関係ではない

1494年にスペインとポルトガルの間で結ばれたトルデシリャス条約。

これは「新世界」における紛争を解決するため、ローマ教皇の承認によって子午線の東側をポルトガルに西側をスペインにと、ヨーロッパ以外の新領土の分割方式を取り決めたもの。

この21世紀に、似たような話が出てきたのには、驚きました。

真相はわかりませんが、中国海軍幹部が米中による太平洋の「東西分割管理」の提案を米太平洋軍に行ったというのです。

それは、ハワイ以東を米国が、ハワイ以西を中国が管理するというもの。

沖縄以西を中国の国防圏としてきた従来の構想を大きく踏み出し、台湾ばかりか、日本もまとめて中国領に、ということでしょうか。

米太平洋軍司令官は「冗談だとしても、人民解放軍の戦略構想を示すものだ」とし、
「とてもクラブで一杯飲もうという関係ではない」と語ったと新聞は伝えています。※

※産経新聞 (2008.3.12)

参考 :
海底下のロボット対抗戦 (2006.7.12)
ロボット兵器の行方 (2006.7.14)
posted by カーサ at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ポリティクス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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