2008年04月01日

ホームロボット普及の目安

綜合警備保障(ALSOK)が、富裕層向けのホームセキュリティーサービスを開始します。

サービス内容は、困ったときの緊急点検や施錠確認、年1回のハウスクリーニングや建物の設備点検、盗聴器探索サービスなどで、オプションとしてボディガードや貴重品の輸送、家事代行、留守宅管理なども提供するようです。

「富裕層向け」のお決まり、専属の「セキュリティ・コンシェルジュ」による24時間対応も行われます。

この「プレミアムセキュリティサービス」(PS)の基本費用は、月額52,500円。年間では63万円。
ボディガードなどのオプションは別料金です。

ALSOKは、これまでも家庭向けセキュリティ商品として、必要な機能に絞った月額4,000円台の商品とオーダーメイド型の7,000円台の商品を発売しており、10万件の契約があるといいます。

PSの今年度の目標件数は、200件。

日本の資産1億円以上の富裕層は約200万人ですので、富裕層1万人に1件のサービス提供を目指すことになります。

ホームロボットの需要は、ハウスクリーニング、見守り、家事代行など、PSのサービス内容とほぼ重なります。
ホームロボットの普及初期段階では、こうした富裕層向けサービス(システム)の一部オプションとして、ホームロボットがあると考えるのが自然なので、PSの契約件数がホームロボット普及のひとつの目安になるかもしれません。

参考 : ロボットとCRM (2005.1.15)
プレミアムロボット (2005.1.18)
posted by カーサ at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック