サービス内容は、困ったときの緊急点検や施錠確認、年1回のハウスクリーニングや建物の設備点検、盗聴器探索サービスなどで、オプションとしてボディガードや貴重品の輸送、家事代行、留守宅管理なども提供するようです。
「富裕層向け」のお決まり、専属の「セキュリティ・コンシェルジュ」による24時間対応も行われます。
この「プレミアムセキュリティサービス」(PS)の基本費用は、月額52,500円。年間では63万円。
ボディガードなどのオプションは別料金です。
ALSOKは、これまでも家庭向けセキュリティ商品として、必要な機能に絞った月額4,000円台の商品とオーダーメイド型の7,000円台の商品を発売しており、10万件の契約があるといいます。
PSの今年度の目標件数は、200件。
日本の資産1億円以上の富裕層は約200万人ですので、富裕層1万人に1件のサービス提供を目指すことになります。
ホームロボットの需要は、ハウスクリーニング、見守り、家事代行など、PSのサービス内容とほぼ重なります。
ホームロボットの普及初期段階では、こうした富裕層向けサービス(システム)の一部オプションとして、ホームロボットがあると考えるのが自然なので、PSの契約件数がホームロボット普及のひとつの目安になるかもしれません。
参考 : ロボットとCRM (2005.1.15)
プレミアムロボット (2005.1.18)