2008年04月28日

クイックル先進国と、ルンバ

この連休中に、部屋の掃除をする人も多いことと思います。
そこで活躍するのが、クイックルワイパー

1994年に花王が開発し、「かんたん手軽さ」が受けて、今ではほとんどの家庭にあると思えるくらい普及しています。

フローリング床だけでなく、畳、ビニール床もOKで、電気代もかからず、音も静か。
花粉やハウスダストを取り除く「ウェットシート」や、ワックスがけの「ワックスシート」も用意されています。

世界で250万台以上を販売している自動掃除機「ルンバ」。
しかし、日本ではなかなか思うように普及していません。※

その理由として
「アメリカに比べ、日本の部屋は狭く、段差があり、置かれている物も多いから」などと言われてきましたが、
その最大の理由は、実は「日本にはクイックルワイパーがあるから」だと、にらんでいます。

ルンバのメリット「時間にゆとりが生まれる」ことが、ユーザーにとってクイックルワイパー以上の効用だと感じられるかどうか

韓国の家電メーカーがルンバと同じような自動掃除機を発売していますが、日本で販売される気配はありません。
また、日本の家電メーカーもかなり以前に自動掃除機を開発していますが、今のところ販売の予定はありません。

※日本での「ルンバ」の累計販売台数は、公称4万台とされる。

参考 : ロボカーサ・ドットコム 「ルンバ・ディスカバリー」の項

戦士の顔 (2007.12.3)
2007国際ロボット展
Do it yourself系ロボット (2007.10.2)
殺しの烙印 (2006.6.15)
ルンバ格差 (2006.6.14)
posted by カーサ at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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