そこで活躍するのが、クイックルワイパー。
1994年に花王が開発し、「かんたん手軽さ」が受けて、今ではほとんどの家庭にあると思えるくらい普及しています。
フローリング床だけでなく、畳、ビニール床もOKで、電気代もかからず、音も静か。
花粉やハウスダストを取り除く「ウェットシート」や、ワックスがけの「ワックスシート」も用意されています。
世界で250万台以上を販売している自動掃除機「ルンバ」。
しかし、日本ではなかなか思うように普及していません。※
その理由として
「アメリカに比べ、日本の部屋は狭く、段差があり、置かれている物も多いから」などと言われてきましたが、
その最大の理由は、実は「日本にはクイックルワイパーがあるから」だと、にらんでいます。
ルンバのメリット「時間にゆとりが生まれる」ことが、ユーザーにとってクイックルワイパー以上の効用だと感じられるかどうか。
韓国の家電メーカーがルンバと同じような自動掃除機を発売していますが、日本で販売される気配はありません。
また、日本の家電メーカーもかなり以前に自動掃除機を開発していますが、今のところ販売の予定はありません。
※日本での「ルンバ」の累計販売台数は、公称4万台とされる。
参考 : ロボカーサ・ドットコム 「ルンバ・ディスカバリー」の項
戦士の顔 (2007.12.3)
2007国際ロボット展
Do it yourself系ロボット (2007.10.2)
殺しの烙印 (2006.6.15)
ルンバ格差 (2006.6.14)